一括設定を登録する
①『一括設定』を開く
『拡張アクセス設定』の『一括設定』をクリックします。
②条件設定を開始する
中央または左上の『条件設定』をクリックして基本設定画面を開きます。
基本設定画面
③『基本設定』を入力する
設定名等を入力する画面が開くので、必要箇所を入力します。
各項目の詳細については下記の表をご覧ください。
設定名 |
設定名 ※入力必須 ※設定名は他の設定名と重複できません。 |
設定の優先度 |
複数の設定があるとき、どの設定を優先するかを設定します。 複数の設定に当てはまるメンバーがいた時は、優先度の高い条件が適用されます。 数字が小さいほど優先度が上がります。優先度が重複した場合、割り込みして登録します。 優先度が未入力の場合、設定済み条件の最後の優先度に+1した値で登録されます。 |
補足説明 | 設定に対して説明を入れたい場合に入力します。 |
④『設定ユーザー』を開く
『条件設定』の『編集』ボタンを押すか、左メニューの『設定ユーザー』を押して設定画面を開きます。
⑤条件を設定する
アクセス権限の拡張設定をするユーザーの条件を『項目』『条件』『値』を使って設定します。
最大5つまで設定でき、複数設定する場合は『条件を追加』で追加します。
各項目の詳細については下記の表をご覧ください。
項目 | 条件 | 値 |
ロール | =(等しい) |
『アクセス管理』にて設定済みのロール ※最大30個まで複数選択可 |
所属 | =(等しい) |
『所属ツリー管理』にて設定済みの所属 ※最大30個まで複数選択可 |
基本情報>プルダウンリスト | =(等しい) |
『レイアウト設定』にて設定済みの基本情報内のプルダウンリストパーツ選択肢 ※最大30個まで複数選択可 |
基本情報>ナンバーボックス |
=(等しい) <(より小さい) >=(以上) =<(以下) |
『レイアウト設定』にて設定済みの基本情報内のナンバーボックスパーツの数字 ※検索対象は小数点以下第3位までの値 |
条件項目同士はAND条件、値同士はOR条件となります。
上記の図の場合、「役職が『本部長』または『部長』かつ等級が『S1』のユーザー」が抽出対象になります。
『該当ユーザー』の『更新』ボタンを押すと、設定した条件に合致するユーザーの人数が表示されます。
⑥『拡張対象の条件設定』を開く
左メニューの『拡張対象の条件設定』から『追加メンバー』『追加所属』『除外メンバー』『除外所属』のいずれかを押して設定画面を開きます。
⑦追加メンバー/除外メンバーの条件を設定する
追加/除外するメンバーの条件を『項目』『条件』『値』を使って設定します。
最大5つまで設定でき、複数設定する場合は『条件を追加』で追加します。
各項目の詳細については下記の表をご覧ください。
項目 | 条件 | 値 |
所属 | =(等しい) |
『所属ツリー管理』にて設定済みの所属 ※最大30個まで複数選択可 |
基本情報>プルダウンリスト | =(等しい) |
『レイアウト設定』にて設定済みの基本情報内のプルダウンリストパーツ選択肢 ※最大30個まで複数選択可 |
基本情報>ナンバーボックス |
=(等しい) >=(以上) =<(以下) >(より大きい) <(より小さい) |
『レイアウト設定』にて設定済みの基本情報内のナンバーボックスパーツの数字 ※検索対象は小数点以下第3位までの値 |
条件項目同士はAND条件、値同士はOR条件で抽出されます。
上記の除外設定の図の場合、「所属が『役員』かつ役職が『代表取締役』または『取締役』のメンバー」が除外メンバーとして抽出対象になります。
『該当メンバー』の『更新』ボタンを押すと、設定した条件に合致するメンバーの人数が表示されます。
⑧追加所属/除外所属の条件を設定する
追加/除外する所属の条件を設定します。
所属名横のチェックを入れて選択し、最大30所属まで設定できます。
⑨保存する
右上の『保存』ボタンを押します。
『基本設定』『設定ユーザー』『拡張対象の条件設定>追加メンバー、追加所属、除外メンバー、除外所属』の各画面でも同様に保存が可能です。
対象ユーザーを抽出する
①『対象ユーザーの抽出』をクリックする
一括設定一覧画面に戻り、右上の『対象ユーザーの抽出』ボタンをクリックします。
②対象ユーザーを作成する
確認事項①が表示されるので確認します。
対象ユーザー抽出時の注意事項
対象ユーザーの抽出には時間がかかる場合があるため、事前にCSVバックアップの取得を推奨します。
『拡張アクセス設定』トップからCSVダウンロードしてください。
※対象ユーザーの抽出はバックアップ用のCSVダウンロード完了後に実行してください。
CSVダウンロード実行中に対象ユーザーの抽出を行うと、より時間がかかる場合があります。
また、対象ユーザー一覧の処理件数の上限値は30万件です。上限値を超えないよう設定してください。
処理件数は、設定ごとに権限を拡張するユーザー ✕ (追加メンバー+除外メンバー)で算出されます。
※条件が所属のみ設定の場合は算出の対象外になります。
バックアップ作成後、表示事項を確認して『作成』を押します。
※作成中の画面が表示されている間はそのままお待ちください。
③実行条件を確認する
『対象ユーザー一覧』に以下条件が表示されるので内容を確認します。
- 実行対象ユーザー数
- 設定ユーザー
- 適用される設定
- 追加メンバー|追加所属|除外メンバー|除外所属
追加メンバー|追加所属|除外メンバー|除外所属 に表示された人数をクリックすることで、対象範囲を確認できます。
※『対象ユーザー一覧』は作成から24時間が経過すると有効期限切れとなり404エラーが表示されます。
④実行対象ユーザーを選択する
各設定ユーザーの左側のチェックを外すことにより、設定ユーザーとしてリストアップされていても実行対象から外すことが出来ます。
また、設定ユーザー左上のチェックボックスで一括でチェックを外したりつけたりできます。
実行対象のユーザーを選択する際、以下の2つの方法で設定ユーザーの絞込みが出来ます。
■検索による『氏名』または『社員番号』での絞込み
画面右側の検索窓に氏名または社員番号を入力し、検索します。
条件に合致したユーザーが絞り込まれ、『絞り込み条件』に検索したキーワードが表示されます。
■設定の条件での絞込み
一括設定で設定した条件で絞込みが出来ます。
『設定で絞り込む』を押して設定一覧を表示し、絞り込みたい設定にチェックを入れて『絞り込む』をクリックします。
設定した条件で設定ユーザーが表示され、『絞り込み条件』に設定名が表示されます。
絞り込んだ状態からチェックを外したりつけたりして実行対象ユーザーを選択します。
「設定ユーザーで検索」と「設定で絞り込む」両方利用の場合はAND検索で絞り込みます。
一括設定時の動き
対象ユーザー一覧に表示した内容で拡張アクセス設定が更新されます。
拡張アクセス設定に登録済みの設定ユーザーの場合、既存の設定を削除し新たに追加します。
対象ユーザー一覧に表示されていないユーザーの既存の拡張アクセス設定は更新されません。
実行内容 | 拡張アクセス設定 | 動き |
条件に一致する拡張対象がある場合 ※人数、所属数を表示 |
登録がすでにあるユーザー | 拡張アクセス設定の右側、拡張対象(追加メンバー、追加所属、除外メンバー、除外所属)を上書きします。 |
登録がないユーザー | 拡張アクセス設定に新規登録します。 | |
条件に一致する拡張対象がない場合 |
登録がすでにあるユーザー | 拡張アクセス設定のユーザーが削除されます。 |
登録がないユーザー | 拡張アクセス設定は更新されません。 | |
拡張対象の条件設定がない場合 ※-(ハイフン)を表示 |
登録がすでにあるユーザー |
拡張アクセス設定は更新されません。 |
登録がないユーザー |
⑤権限の一括設定を実行する
実行条件が確認出来たら『権限の一括設定を実行』を押します。
確認事項②を確認の上『実行』を押します。
実行処理を受け付けたメッセージが出るので『閉じる』を押して実行結果画面に遷移します。
⑥実行結果を確認する
実行結果が表示されます。
※実行結果は10件まで表示されます。
実行詳細の『実行詳細』から『詳細を確認』をクリックすると、実行内容の詳細が確認できます。
確認できる内容は以下の通りです。
- 実行日時
- 実行者
- 設定ユーザー、適用される設定、追加メンバー、追加所属、除外メンバー、除外所属
- 設定ユーザー・適用される設定の項目名等の情報は実行当時の情報を表示
対象ユーザー一覧画面の絞込みと同様の方法で絞込みが出来ます。
一括設定の更新情報を確認する
『一括設定』から更新情報を確認したい設定の『操作』から『更新情報』をクリックします。作成・更新情報が確認できます。
表示内容
- 条件の作成者
- 条件の作成日時
- 条件の最終更新者
- 条件の更新日時
- 条件の削除、優先度の割り込みなどの優先度の変更に伴う変更の場合も最終更新者と更新日時を更新する
一括設定を編集する
『一括設定』から編集したい設定の『設定名』または『操作』から『編集』をクリックします。
設定の編集画面が開きます。
一括設定を削除する
『一括設定』から編集したい設定の『操作』から『削除』をクリックします。
確認メッセージが表示されるので、問題ないことを確認し『削除』ボタンをクリックします。