テキストボックス
テキストでデータを入力させたい項目に使います。改行を含まない短文形式の内容を入力させる時に使用します。
利用可否
基本情報 | 利用可 ※入力可能な文字数の上限は100文字 |
シート情報 | 利用可 ※入力可能な文字数の上限は3000文字(最大値) |
設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 詳細設定画面を開きます
③ パーツのサイズを調整できます(基本情報で最大3枠分まで、横型シート情報で最大4枠分まで、縦型シートで最大8枠分まで)
詳細設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 入力できる文字数の上限を指定します(半角数字)
※基本情報に設置する場合の上限は100文字までで固定です
③ ラベルを非表示にします
④ 必須の入力項目に指定します
⑤ 「0埋め」を行う場合、チェックを付けて桁数を入力します(半角数字)
⑥ 変更内容を反映します
⑦ 詳細設定画面を閉じます
「0埋め」を使ってみよう
「0埋め」とは、「CSV入出力」でアップロードしたデータの桁数が指定より少ない時、不足している桁数分を先頭の「0」で補完することです。
例えば、0埋めを「6桁」で指定している時、「11」というデータをアップロードすると、先頭に0を補完して「000011」としてアップロードします。
携帯電話番号や資格番号など、決まった桁数で揃える必要がある(かつ、先頭に「0」が使用されている)場合には、「0埋め」設定をしておくことで「0落ち」(「0埋め」の反対で、先頭の0がなくなってしまうこと)を防ぐことができます。
※プロファイルブックの個人詳細画面から入力する場合、「0埋め」は機能しません。
設定例
家族氏名、電話番号
テキストエリア
テキストでデータを入力させたい項目に使います。
改行を含む長文形式の内容を入力させるときに使用します。
利用可否
基本情報 | 利用不可 |
シート情報 | 利用可 |
設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 詳細設定画面を開きます
③ パーツのサイズを調整できます(横型シート情報で最大4枠分まで、縦型シートで最大8枠分まで)
詳細設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 入力できる文字数の上限を指定します(半角数字)
③ ラベルを非表示にします
④ 必須の入力項目に指定します
⑤ 変更内容を反映します
⑥ 詳細設定画面を閉じます
設定例
面談コメント
ナンバーボックス
数値のデータを入力させたい項目に使います。
利用可否
基本情報 | 利用可 |
シート情報 | 利用可 |
設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 単位を入力します
③ 詳細設定画面を開きます
④ パーツのサイズを調整できます(基本情報で最大3枠分まで、横型シート情報で最大4枠分まで、縦型シートで最大8枠分まで)
詳細設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 桁区切り表示にします
③ ラベルを非表示にします
④ 必須の入力項目に指定します
⑤ 文字横位置を指定します
⑥ 変更内容を反映します
⑦ 詳細設定画面を閉じます
設定例
最新給与、TOEICの点数
計算式
基本情報内・同一シート内の数値項目や固定値を用いて計算を行い、その結果を表示させたい項目に使います。
利用可否
基本情報 | 利用可 |
シート情報 | 利用可 |
設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 単位を入力します
③ 詳細設定画面を開きます
④ パーツのサイズを調整できます(基本情報で最大3枠分まで、シート情報で最大4枠分まで)
詳細設定画面
① ラベル(項目)名を入力・編集します
② 計算式を入力します
③ 出力形式を選択します
・文字列
・数値
・数値(桁区切り)
・年ヵ月
・年月日
④ 小数点以下の値を表示する場合、桁数を入力します
⑤ ラベルを非表示にします
⑥ 文字横位置を指定します
⑦ 変更内容を反映します
⑧ 詳細設定画面を閉じます
設定例
滞留期間・標準年齢
計算式の書式と関数
計算式に利用可能な文字は以下です。
関数 | sum()、 today() など 利用可能な関数はこちらをご覧ください |
項目指定/参照 | [ラベル名] 他シートの項目を指定する場合、対象のシート名を頭に付ける [基本情報][ラベル名] または [シート名][ラベル名] |
四則演算記号 | ( ) + ? / * |
数値 | 0123456789 、および小数を表すピリオド "." |
関数内での不等号 | < > = <= >= <> |
単位記号 | "Y" "M" "D" "MD" "YM" "YD" |
文字列連結演算子 | & [ラベル名1]&[ラベル名2]のように記載 |
- 上記は全て半角で表記してください
- [ラベル名]で指定した場合は、自シート内の項目を参照します
- [シート名][ラベル名]で指定した場合は、他シート内の項目を参照します
- 他のシートを参照する場合、他のシートの参照権限がなくても値を参照して計算します
- 複数レコードのシートで参照できる項目は、自シートの同一レコード内の項目のみです。他シートの項目の参照はできません
- 単一レコードのシートで参照できる項目は、他シート(単一レコード、複数レコード項目の最後に追加されたレコードの値)、自シート内の項目です
- 兼務情報シートの参照はできません
計算式の種類と記入例
以下の記入例は、シート内の項目を指定した場合の記載方法です。
別シートの項目を参照して計算する場合、[ラベル名]を以下のように置き換えて利用します。
[ラベル名] → [基本情報][ラベル名] ※基本情報の項目を参照する場合
[ラベル名] → [シート名][ラベル名] ※別シート情報の項目を参照する場合
四則演算の記入例
+ 足し算 | [ラベル名]+[ラベル名] 例)[自己評価1]+[自己評価2]+[自己評価3] ※設定された項目に数値でない値が含まれていた場合、エラーが表示されます |
- 引き算 | [ラベル名]-[ラベル名] 例)[最終評価点]-[調整点] |
* 掛け算 | [ラベル名]*[ラベル名] 例)[自己評価1]*[業績割合1]、[自己評価1]*0.5 |
/ 割り算 | [ラベル名]/[ラベル名] 例)[自己評価1]/[上司評価1]、[自己評価1]/2 |
組み合わせ例 | ([ラベル名]+[ラベル名])/([ラベル名]*[ラベル名]) |
計算式パーツに組み込める全ての関数と記入例
SUM関数 |
sum([ラベル名],[ラベル名]) ※設定された項目に数値でない値が含まれていた場合、エラーにならずその値を無視して計算します |
AVERAGE関数 |
average([ラベル名],[ラベル名]) 設定された項目の平均値を返します 例)average([自己評価1],[上司1評価1],[上司2評価1]) |
ROUND関数 |
round([ラベル名],表示させる小数点以下桁数) 設定された項目の四捨五入を行い表示します 例)round([上司評価1],2) ※表示させる小数点以下桁数にマイナスを指定すると、整数の四捨五入が可能です。-1の場合は1の位、-2の場合は10の位が四捨五入されます。 例)round([上司評価1],-1) 上司評価1が342であった場合340を返します |
ROUNDUP関数 |
roundup([ラベル名],表示させる小数点以下桁数)
|
ROUNDDOWN関数 |
rounddown([ラベル名],表示させる小数点以下桁数) ※設定画面の「桁数」と揃えます 設定された項目の桁数を切り捨てて表示します 表示させる小数点以下桁数にマイナスを指定すると、整数の切り捨てが可能です。-1の場合は1の位、-2の場合は10の位が切り捨てられます。 例)rounddown([評価A],1) 評価Aが50.15であった場合50.1を返します |
MAX関数 |
max([ラベル名],[ラベル名]) 設定された項目の中で最大の値を返します 例)max([自己評価1],[上司評価1],[最終評価1]) |
IF関数 |
if(条件,条件TRUEの結果値,条件FALSEの結果値) 例2)if([項目名1]=10,"B",(IF([項目名1]=30,"C","×"))) |
COUNTIF関数 |
countif(検索条件,範囲) 条件に当てはまる結果の個数を返します 例)countif(50<,[評価A],[評価B],[評価C]) 評価Aが51、評価Bが30、評価Cが60の時、50より大きい結果個数2を返します |
DATEDIF関数 |
datedif(開始日,終了日,単位)
日付項目ではなく特定の日付を指定したい場合はシリアル値で指定してください。 |
TODAY関数 | today() 本日の日付を返します 例)datedif([日付項目1],today(),"M") datedifの引数として使用し、期間日数などの算出基準にします |
datedif関数の「単位」の違い
datedif([日付項目1],[日付項目2],"単位")
例1)[日付項目1]:2010/04/01、[日付項目2]:2019/10/17 のとき
- "Y"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=2019-2010=9(9年)
- "M"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=2019/10-2010/04=114(114ヵ月)
※出力形式を「数値」ではなく「年ヵ月」に設定すると◯年◯ヵ月と表示されます - "D"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=2019/10/17-2010/04/01=3486(3486日)
- "MD"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=17-1=16(16日)
- "YM"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=10-4=6(6ヵ月)
- "YD"…(2019/10/17)-(2010/04/01)=10/17-04/01=199(199日)
例2)[日付項目1]:2020/07/15、[日付項目2]:2023/07/01 のとき
- "Y"…(2023/10/17)-(2020/04/01)=2023-2020=3 だが、日数的に満3年に満たないため2(2年)
- "M"…(2023/07/17)-(2020/07/01)=2023/07-2020/07=36ヵ月だが、日数的に満3年に満たないため35ヵ月
※出力形式を「数値」ではなく「年ヵ月」に設定すると◯年◯ヵ月と表示されます - "D"…(2023/07/01)-(2020/07/15)=2023/07/15-2020/07/01=1081(1085日)
- "MD"…(2023/07/01)-(2020/07/15)は開始日の日数よりも終了日の日数が小さいため、不正確な結果を返します
- "YM"…(2023/07/01)-(2020/07/15)=3年0ヵ月だが、日数的に満3年に満たないため、2年11ヵ月となり11
- "YD"…(2023/07/01)-(2020/07/01)=351(351日)
※"MD"を指定する場合、開始日の日数よりも終了日の日数が小さい場合は不正確な結果を返します。
計算式がエラーになった場合
計算が正しく行えない場合は、エラー文字(#ERRORなど)と表示されます。
参照元のパーツの値が空の場合
参照元のパーツの値が空の場合に"0"などのダミーの値が表示されます。そのまま空欄で表示したい場合は、例えば以下のようにIF関数を用いた計算式を指定してください。
IF([基本情報][ラベル名]="","",[基本情報][ラベル名])
IF([シート名][ラベル名]="","",[シート名][ラベル名])
IF([ラベル名]="","",[ラベル名])
AND条件、OR条件
AND関数やOR関数はカオナビではご用意していないのですが、IF関数を組み合わせることで実現可能です。
AND条件
- 条件Aかつ条件Bの場合に結果Cを表示
- (例)一次評価点が100点以上かつ二次評価点が120点以上の場合に「合格」、それ以外場合は「不合格」と表示する
- IF(([一次評価点のラベル名]>=100)*([二次評価点のラベル名]>=120),"合格","不合格")
OR条件
- 条件Aまたは条件Bの場合に結果Cを表示
- (例)判定結果がSまたはAの場合に「○」、それ以外場合は空欄を表示する
- IF(([判定結果のラベル名]="S")+([判定結果のラベル名]="A"),"○","")
所属情報を参照する時
所属情報を参照する場合は以下のように設定します。
所属名
所属名 | 入力方法 | 表示例 |
所属ツリーの全階層 | [基本情報][全所属] | 営業本部 > 第一営業部 > ITグループ |
最下層の所属 | [基本情報][所属] | ITグループ |
所属のn階層目 | [基本情報][所属n] | 例)[基本情報][所属1] の時、 営業本部 |
所属コード
所属名 | 入力方法 | 表示例 |
所属ツリーの全階層 | [基本情報][全所属コード] | 2000 > 2100 > 2110 |
最下層の所属 | [基本情報][所属コード] | 2110 |
所属のn階層目 | [基本情報][所属コードn] | 例)[基本情報][所属コード1] の時、 2000 |
※基本情報内で所属情報を参照する場合、頭の[基本情報]の入力は任意です。
※兼務情報シートの参照はできません
計算式を削除(空に)した時/変更した時
計算式は空欄のままでも保存が可能です。
一度入力した計算式を削除して空にした場合、直前の計算結果(プロファイルブックに入った値)はそのまま残ります(その後の再計算はされません)。
また、計算式を途中で変更した場合、次の再計算のタイミングで計算結果が更新されます。
変更履歴をONにする時の注意点
計算式を含む単一レコードのシートで変更履歴をONにする時は、以下の点に注意してください。
出力形式が『年ヵ月』の場合、『表示する小数点以下の桁数』は「0」にしてください。
※「0」以外になっていると、不要な履歴が作成される場合があります